トレーニングのために乗鞍へ走りに行きましたら名古屋の56サイクル店主ゴローさんと偶然出くわし、山頂までご一緒にサイクリングとなりました。
〒399-8305 長野県安曇野市穂高牧980-3 二反田 雄一郎(Yuichiro Nitanda)
スキーシーズンが終了し、自転車シーズンとなりましたが未だコロナが心配なご時勢です。とはいえじっとしてばかりいても体力が落ちてしまいますので、体力維持、健康管理、スキル維持も仕事のうちと考え、強いパートナーと共に山スキートレーニングへ。長い登りは体力を要し、同時にかなりの有酸素運動です。そして下山のスキーは整備されたゲレンデと違い完全なる自然地形を滑ります。自然であるが故に罠がいっぱい。雪崩、落石(雪上だとほとんど音が無いので恐ろしい)、滑落、転落、雪の切れ目、穴、雪から僅かに突き出た岩や樹木、脇から伸びる鋭い木の枝、雪質変化等、様々です。自ずと危機管理能力、予測能力が養われます。同時に滑走技術も危険回避のためのスピードコントロール、急激なターン弧の調整、跳躍等の技術を要します。こんな風に書き連ねてしまうとものすごく危険なことをやっている様に見えてしまいますが、いえいえそんなことはありません。場所によりますし、常に自覚して用心して備えておりますし、そもそも自分のレベルでは無理な場所や怖い、危険と感じる場所には近寄りません。個人的には人や車の多い町中を歩く方が怖いです。山は危険なこともある(日常生活も同様かもしれませんが)反面、静寂、爽やかな空気、美しい景色を提供してくれます。トレーニングと同時に殺伐とした世間を離れて心を穏やかにしてくれる癒しの効果もあるのです。なーんて書いていますが実は僕、夏は一切登山しません。2月~5月の積雪期しか山には行かないのです。何故なら、スキーヤーですから。(夏はサイクリストです。)